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排尿困難や尿閉のリスクがある薬剤

 

排出障害を起こしうる薬剤
作用部位分類(商品名)
脳レベル
  • 麻薬(モルヒネ)
  • 中枢性骨格筋弛緩薬(リオレサール)
  • 抗精神病薬(セレネース)
膀胱レベル
  • 頻尿・尿失禁治療薬(ボラキス、バップフォー、プロ・バンサイン)
  • 鎮痙薬(ブスコパン、コリオパン、チアトン、セスデン)
  • 消化管潰瘍治療薬(コランチル)
  • パーキンソン病治療薬(アーテン、アキネトン、ペントナ)
  • 抗ヒスタミン剤(レスタミン、ポララミン、ホモクロミン)
  • 三環系抗うつ薬(トフラニール、トリプタノール、アナフラニール)
  • 抗精神病薬(コントミン、ニューレプチル、ヒルナミン、メレリル)
  • 精神安定薬・睡眠鎮静薬(セルシン、コントール、リーゼ、ユーロジン)
  • 抗不整脈薬(リスモダン)
  • 血管拡張薬(アプレゾリン)
  • 気管支拡張薬(テオドール)
膀胱出口レベル
  • 気管支拡張薬(塩酸エフェドリン、メチエフ)
  • βアドレナリン遮断薬(インデラル)
その他
  • 感冒薬(ダン・リッチ、PL顆粒)
  • 末梢性骨格筋弛緩薬(ダントリウム)
  • 抗結核薬(イスコチン)

 

蓄尿障害を起こしうる薬剤
作用部位分類(薬剤名)
膀胱レベル
  • コリン作動薬(ウブレチド、ベサコリン)
膀胱出口レベル
  • 交感神経α遮断薬(ミニプレスなど)
  • βアドレナリン刺激薬(イソプロテレノール、イソクスプリンなど)

 

(参考資料:Urological Nursing 2004 Q&Aでわかる!排尿自立のポイント90)

 

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