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Q:どんな姿勢で導尿すればいいのか?

原則的には、トイレで導尿を行えることを想定して導尿の姿勢を考えます。普段から立位で排尿している場合には、立位で導尿する方法を、座位で排尿している場合には座位で導尿する方法を指導します。どのような姿勢であっても尿道口を指で触れることが可能であれば、寝たままであっても、車椅子に座ったままであっても導尿は可能です。

導尿の姿勢の例

 

Q:おしっこの出口がわからない…どうしたら上手く導尿できるのか?

女性の場合、尿道口を確認することが困難です。鏡を用いる方法もありますが、暗いトイレで鏡を用いるには懐中電灯などの道具が必要に なり、導尿のために常に多くの物品を持ち歩かなくてはならなくなります。尿道口を確認するために、最も簡単な方法として実際に指で触れて 覚える方法があります。間違って膣にカテーテルが入ってしまう場合には、あらかじめ指で膣をふさぎながら導尿すると良いでしょう。 またあらかじめタンポンを膣に挿入しておき膣と尿道口の違いを確認する方法もあります。

 

Q:生理のときはどうしよう?

生理の場合には、どうしても血液が付着してしまい、外陰部の清拭に時間を要してしまいます。ウォシュレットにより陰部洗浄を行うことも有効ですが、タンポンを用いると血液が付着しにくく便利です。

 

Q:災害時にはどうする?

非常用バッグいつ、どのような場合においても、導尿を継続できるように、日頃から災害に備えた準備が必要です。災害袋には導尿に必要な道具を準備しておくことをお勧めします。また、どのようなカテーテルでも使いこなせるように、日頃からいくつかの種類のカテーテルを用いて導尿を練習しておくこともよいでしょう。

災害時に、カテーテルを携帯できず、手指を洗う水もなく、清浄綿すら持っていない場合、どうするべきでしょうか。答えは、手を洗えなくても、尿道口を拭くことができなくても、導尿を行うべきです。手指の洗浄は大切なことですが、清潔間欠導尿の最大の目的は膀胱の過伸展を防止することによって尿路感染や腎機能低下を予防することにあります。非常事態においては、たとえ手指の洗浄ができなくても導尿を行うべきなのです。そして、災害時に支給される水分は手指やカテーテルの洗浄に用いるのではなく、生命維持のための飲水として摂取するべきです。日頃から、災害時の導尿に関する優先順位や方法についても話し合っておくことが、大変重要になります。

 

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